Half Mini-PCI Express型の無線LAN+Bluetoothカード Intel Wireless-AC 7260HMWのレビューをします。
ノートPCを802.11acに対応させたい、デスクトップPCを無線LAN化したいなんて方は、さらっと読んでいってください。
2020/01/09追記
新世代の無線LAN規格 802.11ax(WiFi 6)とBluetooth 5.0に対応したカード AX200NGWが販売されています。
M.2接続となりますが価格はあまり変わらないので、スロットがある場合はそちらの方がオススメです。
他にはPCIeスロット接続のカード型製品としてTP-Link TX3000eなどもあります。
価格はちょっと高めですが、アンテナやケーブルも付属するので手軽です。
Intel Wireless-AC 7260HMWのレビュー
本体幅はリップクリームの半分ぐらいしかありません。
付属品はネジ2本のみです。
ネジ止めにはプラスの精密ドライバーが必要になります。
長所
- 安い
- 注文時の価格は2,980円と、かなり手頃なものになっています。
- 導入が簡単
- Windows 8.1の場合、ドライバを含んでいるので、取り付けてパソコンを起動するだけで使用できました。
短所
- 思ったよりスピードが出ない
- 100Mbps回線で計測したところ、有線接続がDL 77.38Mbps・UL 87.62Mbpsなのに対し、無線はDL 44.40Mbps・UL 18.97Mbpsという結果になりました。
ac対応ということで、速度面でも期待していたので残念です。
注意点
Wireless-AC 7260には3種類の製品があるので、間違って買わないように気をつけてください。
※一般に流通しているのは、1と2のみ
- 7260HMW(Half Mini-PCI Express)
- 7260NGW(M.2 2230)
- 7260SDW(M.2 2226)
思ったこととか
速度も思っていたより出ず、受信感度もイマイチだったので、ガッカリしました。
もし、USBポートが余っているなら、以前レビューしたNEC AtermWL900Uの方をオススメします。
あちらの方が速度も出ますし、受信感度も高かったので。