本サイトは広告が含まれます。
Amazonのアソシエイトとして、九荻 新は適格販売により収入を得ています。

TP-Link Archer TX3000Eのレビュー!Wi-Fi6+BT5対応のPCIeアダプター

TP-Link Archer TX3000Eのパッケージ表側 無線LANカード・アダプター

TP-Link Archer TX3000Eのレビューをします。

同製品はWi-Fi6(802.11ax) + Bluetooth5.0対応のPCIeアダプターで、カード・ケーブル・アンテナがセットになっていることやIntel製チップセットが採用されていることが特徴です。

Archer AX50などのWi-Fi6対応ルーターを組み合わせれば、オンラインゲームやストリーミングも快適に行えます。

Archer TX3000Eのスペック
ワイヤレス規格IEEE 802.11ax/ac/n/a 5GHz,
IEEE 802.11ax/n/g/b 2.4GHz
最大速度2402Mbps (5GHz),
574Mbps (2.4GHz)
アンテナ タイプハイゲイン デュアルバンドアンテナ x2,
磁石付きの台座
ワイヤレスセキュリティ64/128bit WEP,WPA/WAP2/WPA3, WPA-PSK/WPA2-PSK,802.1x対応
BluetoothバージョンBluetooth 5.0,
Bluetooth 4.2,
Bluetooth 4.0
チップセットインテル Wi-Fi 6 チップセット
インターフェイスPCI Express x1
認証CE,FCC,RoHS,技適(電波法)
対応OSWindows 10 64bitのみ
保証期間3年間
型番Archer TX3000E(AX3000)

※この記事は製品をご提供いただき執筆しています

TP-Link Archer TX3000Eのレビュー

TP-Link Archer TX3000Eのパッケージ表側

TP-Link Archer TX3000Eのパッケージサイズは約27 x 21.5 x 5cm。

表側には主なスペックが記載されています。

TP-Link Archer TX3000Eのパッケージ裏側

パッケージ裏側の様子。
こちらには特徴と解説が書かれています。

TP-Link Archer TX3000Eのパッケージから中身を引き出した様子

パッケージを開封した様子。
アンテナにはビニールが巻かれているので、使用前にはがしておきましょう。

TP-Link Archer TX3000Eの製品内容(付属品)

製品内容(付属品)は下記。

  • カード本体
  • ロープロファイル用ブラケット
  • Bluetooth接続用ケーブル
  • 台座+ケーブル(約1m)
  • アンテナ2本
  • リソースCD
  • クイックインストールガイド
  • 保証書

TP-Link Archer TX3000Eのカード本体表側

カード本体の様子。

デフォルトでは標準サイズのブラケットが取り付けてられていますが、ロープロファイルブラケット(幅の狭いPC用)にも交換できます。

TP-Link Archer TX3000Eのカード本体裏側

本体裏面の様子。
こちらにはシリアルナンバーや認証情報などが記載されています。

もちろん技適マーク付き(電波法対応)です。

TP-Link Archer TX3000Eのカード本体にケーブルを取り付ける様子

カードにアンテナケーブルを取り付ける様子。
まっすぐ挿して金具を回せば、簡単に固定できます。

TP-Link Archer TX3000Eのカード本体末端にある端子

カード末端部分の様子。
黄緑の枠で囲った部分にはBluetooth接続用のケーブルを取り付けます。

※Wifiのみ使用する場合は接続しなくてOKです。
(Bluetoothは使えなくなります)

TP-Link Archer TX3000Eのアンテナとカード、ケーブルを接続した様子

カードとアンテナ、ケーブルを接続した様子。
こちらは説明用の仮接続ですが、最終的にはこういった形になります。

取り付け方(手順)

1.パソコンをシャットダウンして、電源ケーブルを抜きます。

2.サイドパネル(側板)を取り外してください。

3.カード本体とBluetooth用ケーブルを接続しておきます。

4.カードをPCIe x1スロットに挿し込みます。
(挿す場所は赤枠のいずれかです)

TP-Link Archer TX3000Eのカードとケーブルを挿し込む場所(マザーボード)を確認した様子

その後にBluetooth用ケーブルをUSBヘッダーピン(右下のオレンジ枠のどちらか)に接続してください。

挿す向きは決まっています。

端子側のピンの状態とケーブル側の穴を確認しましょう。

5.パソコンのマザーボードにカードとケーブルを接続した様子。

TP-Link Archer TX3000Eのカードとケーブルをマザーボードに接続した様子

左側の赤枠部分を必ずネジ止めしてください。

6.サイドパネルを閉めて、パソコンの電源ケーブルをコンセントに接続します。

7.パソコンの電源を入れたら、付属のリソースCDを挿入し、Autorun.exeを起動します。

※パソコンにCD/DVDドライブが無い場合はTP-Link公式サイトから2つのファイル(_win10_WiFiと_win10_Bluetooth)をダウンロードして、インストールします。

8.画面右下のタスクトレイアイコンからWi-Fiに接続し、Bluetooth端末とペアリングすれば、作業は終了です。

※ルーターとLANケーブルを接続しているとネットワークアイコンが表示されません

長所

十分な速度と安定性
1Gbps(1000Mbps)のインターネット回線で計測した結果、ダウンロードが500Mbps、アップロードが200Mbpsほど出ています。
ここまで速度が出ると、動画ストリーミングやオンラインゲームも快適です。

また、ネットが途切れたり、Bluetoothのペアリング(マウスやイヤホンなど)が解除されるようなことも無いので、安定的に使用できます。
セットなので初心者の方も安心
PC関連の知識があればWifiカードやアンテナケーブルを単体で購入・設置することも可能ですが、それぞれに規格があるので調べるのは手間です。

Archer TX3000Eの場合、カードやアンテナ、ケーブルが全てセットになっているので、特別な知識が必要ありません。

購入前に確認すべきことはパソコンにPCI Express x1スロットとUSBヘッダーピンがあるかどうか、OSがWindows 10 64bitであるかの3点で済みます。

※互換性があるので、PCIe x4,x8,x16スロットでも基本的に動作します
アンテナ設置の自由度が高い
アンテナケーブルが約1m + 磁石付き台で設置時の自由度が高いため、安定的な通信が可能です。

バラ売りを買うとケーブルが短かったり、アンテナがショボかったりするので、設置の自由度が低く、通信も途切れやすくなったりします。

短所

1Gbps環境では有線と差がある
ネット回線が1Gbpsの場合、有線で接続するよりも速度が落ちます。

わたしが計測した結果だと有線のダウンロード速度は800Mbps前後、無線だと500Mbps前後でした。
※アップロード速度は両方200Mbps前後

ただ、500Mbpsも出ていれば十分速いので、あまり影響はありません。
ちなみにSteamでゲームをダウンロードした場合に出る差は、容量によりますが数分~十数分程度です。

まとめ

十分な速度と安定性を期待できる同製品には大きな欠点はありません。

注意点があるとすれば、Windows10 64bitのみ対応なことぐらいです。
※MacやLinuxは非対応

3年保証が付きますし、他社製品との価格差も小さいので、Wi-Fi6+Bluetooth5.0対応カードが欲しいならArcher TX3000Eを選べばOKです。

Wi-Fi6対応TP-Link製品の特徴とレビューまとめ
今後主流になる高速規格 Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)に対応したTP-Link製品の特徴とレビューまとめを紹介します。TP-Linkは中国深センの会社で、ネットワーク製品を170以上の国で展開中です。2016年には世界シェア45...
タイトルとURLをコピーしました