WordPressのバックアッププラグイン BackWPupの不具合、エラー対策記事です。
当記事で取り扱うのは、以下の不具合とエラーについてです。
- Dropboxの認証不具合
- Job ~ started.と表示され続ける不具合
- バックアップ時のエラー
Dropboxの認証不具合の対策
ここで言う不具合は、Job>To:DropBoxタブで認証させてもnot authenticatedのままになってしまう問題の事です。
下の画像は認証完了後のもの。
WordPressのフォーラムでよく挙がる対策は以下の2つ。
- Google Analytic’s for WordPressプラグインを停止させて認証する
- バージョンを2.x.xに下げて認証する
私の環境では上にプラグインを使用していないので、とりあえず2.1.17にダウングレードしてみましたが、認証出来ませんでした。
プラグイン同士のバッティングの可能性が考えられたので、プラグインを全停止したところ、認証されました。
このあと最新の3.1.1にアップグレードして再認証してもあっさり。
試しに全プラグイン有効にしてから認証してみましたが、問題ありませんでした。
どうやら一度上手く認証されれば、再認証は簡単に通るようです。
手順のまとめ
1.Google Analytic’s for WordPressプラグインを停止して認証を試す
2.バージョンを2.x.xに下げて認証を試す
3.全プラグインを停止して認証を試す
4.最新版にアップグレードして再認証する
<補足>
2と3は入れ替えても問題ありません。
過去のバージョンは、公式プラグインサイトからダウンロードしてFTPで上げる必要があります。
申し訳ないですが、3までやってダメだった場合の解決法は分かりません。
停止すると設定が飛ぶプラグインもあるので、終了後に要確認。
Job ~ started.と表示され続ける不具合
この不具合が発生すると、バックアップしようとしても何も動作しないようになります。
いわゆるゾンビプロセスの様なものです。
マニュアルでしか試していないので、スケジュールバックアップが動くのかは分かりません。
対策としては自分の環境で正常動作するものを使うだけ。
こう書くと身も蓋も無いですが、これが正解に近いと思います。
参考までに書くと、3.1.1~3.0.9まで同様の不具合を確認出来ました。
3.0.8,3.0.7は、それぞれPHPエラーと認証をセーブできない不具合が出たので使用していません。
現在私が使っているのは3.0.6です。
今のところ、エラーも不具合も出ていません。
バックアップ時のエラー対策
私の環境で出たエラーは、名前が長すぎるファイルがあるというものでした。
該当ファイルは、キャッシュ系プラグインが吐いたキャッシュファイルです。
対策はキャッシュファイルの入ったバックアップ対象からフォルダを除外することです。
具体的に言うと以下の様な箇所が該当。
- wp-content/cache
- wp-content/plugins/db-cache-reloaded-fix/cache
- wp-content/plugins/wp-file-cache/cache
Jobs>Edit>Filesタブでチェックボックスにチェックを入れると除外出来ます。
上の1番目ならBackup content folder>cacheにチェック。
2、3番目ならBackup plugins>wp-file-cacheとdb-cache-reloaded-fixにチェックでOKです。
他にキャッシュ系プラグインを使用している場合は、そのフォルダを除外しておくのが無難です。
追記
2014/02/16追記
いまだにバージョン3.0.6を使っています。
これが現状の安定版だと思います。
先日サーバー移転した際にこれより新しいバージョンを試してみましたが、メッセージが消えない、認証出来ないバグに遭遇しました。
特に認証の部分が深刻で、プラグイン全停止しても出来ない。
でも3.0.6にするとあっさり認証が通る。
環境にもよりますが、私から言えることは、困ったら3.0.6を使っとけです。
ダウンロードは、WordPress公式プラグインサイト(BackWPup)から行えます。
2014/11/21追記
Dropbox APIが変更された為、BackWPupのアップデート、APIキーの再取得等を行う必要があります。
詳しくは下記記事をご覧下さい。
BackWPup+Dropbox環境の人は、今すぐアップデートを