
同製品はUSB延長ケーブルが付属していること、Windows Hello(Windows 10/11)に対応していることが特徴。
お手持ちのPCに導入すると、Windowsのサインインを指紋認証で行えます。
RoboForm(パスワード管理ソフト)などの認証にも使用可能です。
FORCE TECH FTC-FPUSB2の外観と付属品
パッケージ表側の様子。
Windows 10のロゴがありますが、Windows 11でも利用可能です。
パッケージ裏側の様子。
保証期間は1年で、国内サポートが付属(平日10~17時)します。
パッケージ内には指紋リーダー本体と1.5mのUSB延長ケーブルが入っています。
紙のマニュアルは付属しません。
指紋リーダー本体と延長ケーブルを接続した様子。
ノートPCなら直挿しでOKですが、デスクトップPCの場合は延長ケーブルを使用すると便利です。
延長ケーブルの台座裏面には滑り止めのスポンジが貼られています。
初期設定方法(ドライバーのインストール)
1.ユーザーマニュアルとアプリケーションを公式サイト(http://www.emc.com.tw/products/app/1559/SmartIDInstaller_STD_V42_20210928.zip)からダウンロードします。
2.zipファイル内のマニュアル(Smart-ID_UserManual_JP.pdf)を開き、手順通りに進めればドライバー等をインストールできます。
指示に従って、PCの再起動を行ってください。
3.デバイスマネージャー(スタートボタン右クリック)を開き、生体認証デバイスの項目にELAN WBF Fingerprint Sensorが追加されていれば正常です。
※はてなマークが付いていてドライバーがインストールされていませんと表示される場合は、Windows Updateの更新を確認するとドライバーが入ります
指紋認証でWindowsにログインするには
1.スタートボタン右クリック>設定>アカウント>サインインオプションを開きます。
2.指紋認識(Windows Hello)>セットアップの順にクリック。
3.表示される指示に従って、セットアップを開始します。
4.セットアップが終了したらPCからサインアウトします。
5.指紋認証でサインできるかを確認しましょう。
無事にログインできれば、設定は完了です。
RoboForm(パスワード管理ソフト)で使うには
1.タスクトレイアイコン(画面右下)を右クリック>オプション>マスターパスワードでログインします。
2.左側メニューのセキュリティ>認証方法をWindows Helloに変更して保存をクリック。>マスターパスワードを入力。
3.タスクトレイアイコン右クリック>ログオフ。
4.タスクトレイアイコンをダブルクリックして、指紋認証が正しく動作すれば、設定完了です。
レビューまとめ

デスクトップPCとの使用に便利な延長ケーブルが付属している所もいいですね。
指紋認証の動作速度や精度にも問題はなく、快適です。
ノートPCと組み合わせるのであれば、Arcanite AKFSD-07が手頃で入手しやすいかと思います。
※延長ケーブルは無し
個人的に気になったのはPC用の物理鍵(ケンジントンロック)で有名なメーカーのKensington K67977JPですが、以前に比べてかなり価格が高くなっていたので見送りました。