効果検証結果(表示速度の変化)のみを知りたい方は、目次からジャンプしてください。
※ちなみにnginx + LiteSpeed LSAPI環境のConoHa WINGで同プラグインは動作しません
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LiteSpeed Cacheプラグインの設定方法
1.WordPressダッシュボード>プラグイン>新規追加をクリック。
2.検索ボックスにLiteSpeed Cacheと入力>今すぐインストールをクリック。
3.インストール完了まで待つ>有効化をクリック。
4.設定をクリックするとキャッシュ設定のパージタブが開く>キャッシュタブをクリックしておいてください。
設定に関する補足事項
まとめて設定を行ってから表示が崩れた場合、どの項目が原因なのか切り分けるのが難しくなります。
キャッシュタブの設定
下記設定に切り替えて、ページ下部の変更を保存をクリックします。
キャッシュを有効にする:オン
ログインしたユーザーをキャッシュ:オン
コメントをキャッシュ:オン
REST API をキャッシュ:オン
ログインページをキャッシュ:オフ
favicon.ico をキャッシュ:オン
PHP リソースをキャッシュ:オン
モバイルをキャッシュ:オフ
そうするとPC用とモバイル用ページが別々にキャッシュされるので、意図しないキャッシュが発生しなくなります。
TTLタブの設定
パージタブの設定
古いものを出すをオンにするとサーバー負荷を軽減できますが、古いキャッシュが表示される可能性があります。
他は特に変更しなくて問題ありません。
除外タブの設定
ESIタブの設定
一人でWordPressブログ・サイトを管理する場合は変更しなくて問題ありません。
オブジェクトタブの設定
Memcached 拡張機能 or Redis 拡張機能が有効で、接続テストが問題ない場合はオンに変更してください。
※レンタルサーバーだと使えないケースがあります
カラフルボックスでRedisを使ってる方がいらっしゃいました。
使い方を記事にまとめて下さっているので、下記を参考にしてみてください。
【完全版】Redisをただのレンタルサーバー上で安定して使う方法
ブラウザタブの設定
ブラウザキャッシュをオンにして変更を保存をクリックします。
高度な設定タブの設定
CDNメニューの設定
使用する場合は運用テストをしっかりと行ってください。
画像の最適化メニューの設定
ページの最適化メニュー(CSS設定タブ)
こちらのメニューではCSSやHTML、JSの圧縮などを行えます。
機能としてはAutoptimizeに近いです。
CSS 圧縮化:オン
CSS 結合:オン
固有の CSS ファイル:オフ
CSS HTTP/2 プッシュ:オン
CSSを非同期ロード:オン
クリティカル CSS を生成:オン
バックグラウンドでクリティカル CSS を生成する:オン
別々のCCSSキャッシュポストタイプ:そのまま
個別のCCSSキャッシュURI:そのまま
インライン CSS 非同期ライブラリ:オン
フォント表示の最適化:デフォルト
すべての設定が終わったら、変更を保存をクリックします。
ここをクリックして設定してください。からドメインキーを取得してください。
JS設定タブ
JS 圧縮化:オフ
JS 結合:オフ
JS HTTP/2 プッシュ:オン
JS Deferredをロード:オン
インライン JS の読み込み:デフォルト
JQueryを除外する:オン
使用する場合はテストをしっかり行ってください。
最適化の設定タブ(HTML)
CSS/JS キャッシュ TTL:そのまま
HTML 圧縮化:オン
インライン CSS の圧縮:オン
インライン JS の圧縮:オフ
DNS プリフェッチ:オン
コメントを削除します:オン
クエリ文字列を削除:オン
Google フォントを非同期に読み込む:オフ
Googleフォントを削除:オン
WordPress 文字を削除:オン
Noscript タグを削除:オフ
メディア設定タブ
画像 遅延読み込み:オン
基本的な画像プレースホルダー:そのまま
応答プレースホルダ:オン
レスポンシブプレースホルダー SVG:そのまま
レスポンシブプレースホルダーの色:そのまま
LQIP クラウドジェネレーター:オフ
LQIP 品質:そのまま
LQIP 最小寸法:そのまま
バックグラウンドでの LQIP の生成:オン
Iframes 遅延読み込み:オン
インラインレイジーロードイメージライブラリ:オン
二重に設定しないようにご注意ください。
除外するメディアタブ
ローカリゼーション設定タブ
Gravator キャッシュ:オン
Gravator キャッシュ Cron:オン
Gravator キャッシュ TTL:そのまま
リソースのローカライズ:オン
チューニングの設定タブ
データベースメニュー
不要な下書きなどを削除する場合はクリックしてください。
DB 最適化設定は変更しなくて問題ありません。
クローラーメニュー
ツールボックスメニュー
特に設定する必要はありません。
速度比較(LiteSpeed Cacheプラグインの効果検証)
カラフルボックスとmixhostでWordPressサイトを作成し、LiteSpeed Cacheプラグインの有無で表示速度の変化(効果)があるかを検証しました。
画像19枚、容量1.37MBのダミー記事を使用して、GTmetrixで10回計測を行い、平均値を算出しています。
下記表のcbはカラフルボックス、mhはmixhostの略です。
cbキャッシュ無し | mhキャッシュ無し | cbキャッシュ有り | mhキャッシュ有り | |
---|---|---|---|---|
ロードタイム | 2.5秒 | 3.82秒 | 2.2秒 | 2.1秒 |
PageSpeed Score | 51 | 51 | 98 | 98 |
YSlow Score | 91 | 91 | 95 | 95 |
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