EVGA GeForce GTX 1080 Ti FOUNDERS EDITIONのレビューをします。
各社の1080 Ti FEの購入を検討している方は、サクッとチェックしていってください。
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti |
---|---|
コアクロック(ブーストクロック) | 1480 MHz(1582 MHz) |
メモリ容量(バス幅) | GDDR5X 11GB(352bit) |
メモリクロック | 11000 MHz |
補助電源 | 8pin + 6pin |
サイズ(高さx長さ) | 111.15mm x 266.7mm |
スロット占有数 | 2 |
出力端子 | HDMI,DisplayPort x3 |
保証 | 3年 |
型番 | 11G-P4-6390-KR |
メーカー製品情報ページ
EVGA GeForce GTX 1080 Ti FOUNDERS EDITIONのレビュー
パッケージの様子。
製品内容(付属品)は下記。
- ビデオカード本体
- PCIe 6pin x2 → PCIe 8pinケーブル
- ペリフェラル 4pin x2 → PCIe 6pinケーブル
- DisplayPort → DVI変換ケーブル
- ユーザーガイド
- ポスター
Founders Editionなので、各社とも外観は変わりません。
初めてFEを生で見たのですが、結構しっかりしていて、カッコイイです。
出力端子は左からDisplayPort、HDMI、DisplayPort、DisplayPort。
DVI端子はなくなりました。
本体末端の様子。
3つのネジ穴は何のためにあるのか、分かりません。
カード上面の様子。
GEFORCE GTXの部分は光ります。
※LEDVisualizerをインストールすれば、ON・OFFや光り方の調整が可能です
カード底面の様子。
カード裏面の様子。
バックプレートは通気穴が無いタイプです。
ベンチマーク結果
FireStrike | 28356 |
---|
※上記はGraphics scoreです。
時間がなかったので、FireStrikeだけ取りました。
1080 Ti FEのベンチマークは色々なサイトで見られるので、そちらを参考にしてください。
長所
- 外排気である
- 多くのオリジナルファンモデルと違い、FEは外排気です。
ケース内に温かい空気を撒き散らしたくない方は、選択肢としてありでしょう。 - 結構クロックが上がる
- わたしが買った個体は、最大1873 MHzまで自動ブーストしました。
公称は1582 MHzなので、+291 MHzとなります。
※Heaven Benchmark + PrecisionX OCで確認 - DVIポートがなくなった
- その為、水冷化すれば1スロット占有にすることが可能です。
※ブラケットは2スロット - 3年保証である
- EVGA製ビデオカードは全て3年保証です。
まぁ、ハイエンドビデオカードを3年使う人は少ないと思いますが。
短所
- 温度が上がりやすく、クロックが安定しない
- ベンチマークを回すと、わりと簡単に82~83℃まで行きます。
その為、クロックが安定しません。
※最大1873 MHzだが、実際は1780 MHzあたりを上下する感じです
※高いクロックをキープしたいなら、水冷 or 簡易水冷化が必須でしょう
これから1080 Tiを買う方には、オリジナルファンモデルをオススメします。 - 結構うるさい
- ベンチマーク中は2150rpm以上でファンが回転します。
これはヘッドホンをしていていも聞こえるぐらいの音です。
購入について
わたしはamazon.com(アメリカ)から個人輸入して、総額で$785.38(約87,154円)かかりました。
これに為替手数料がかかり、数ヶ月後に少し戻ってくるので、最終的には88,000円弱ぐらいになると思います。
内訳は下記。
商品価格:$699.99
配送料:$27.21
税の前払い:$58.18
個人輸入の方法については、下記記事を参考にしてください。
EVGA製品をamazon.com(アメリカ)で購入・個人輸入する方法
思ったこととか
クロックが思っていた以上にブーストするのは、嬉しい誤算でした。
ただ、アッチッチなので、夏が少し心配ではあります。
このまま使っても問題はないでしょうが、精神衛生上よくないので、わたしは簡易水冷化キット(Hybrid化キット 400-HY-5388-B1)を予約しました。
現時点ではいつなるか分かりませんが、届いたらレビューをする予定です。