TerraMaster F2-220のレビューをします。
同製品は、Intel Celeron J1800とメモリ2GBを搭載していることが特徴のNASです。
2017/03/06時点での価格は、19,890円となっています。
CPU | Intel Celeron J1800 (デュアルコア 2.41GHz) |
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メモリ | DDR3 2GB |
ドライブベイ数 | 2 |
最大容量 | 16TB(8TB x2) |
RAIDモード | Single disk、JBOD、RAID 0、RAID 1 |
ホットスワップ | 対応 |
接続ポート | RJ-45 1GbE LAN Port、USB3.0、USB2.0 |
サイズ | 227(H) x 119(W) x 133(D) mm |
重さ | 1.46kg |
保証 | 2年 |
現在は後継機のF2-221が販売されています。
※この記事は製品をご提供いただき、執筆しています
TerraMaster F2-220のレビュー
取っ手付きのパッケージです。
amazonで注文すると、直接配送伝票が貼られた状態で届きます。
※はがせるタイプの伝票なので問題はありません
製品内容(付属品)は下記。
- 本体
- ACアダプター
- LANケーブル
- 冊子
- 2.5インチ用ねじ
- 3.5インチ用ねじ
- プラスドライバー
正面の様子。
左側に電源ボタンと各LEDがまとまっています。
上面の黄色いのは、ドライブベイの取り付け方が書かれたシールです。
このシールはプラスチックではなく、紙よりのシールなので、はがしにくくなっています。
側面は左右共にロゴがあるだけです。
背面の様子。
80mmファン、USB3.0、USB2.0、Gigabit LANポート、電源入力端子があります。
底面にはゴム足と、スリットがあります。
ドライブベイはプラスチック製です。
左下にベイ番号を表すシールが貼られています。
3.5インチHDDを取り付けた様子。
2.5インチSSDやHDDも取り付けることが可能です。
本体内部の様子。
管理画面(TOS)の様子。
初期設定方法
1.NAS本体の電源を入れます。
2.TNASクライアントをダウンロードして、起動します。
実行ファイルは、TerraMaster_TNAS_for_win_V3.0\Release\TerraMaster.exe
※Windows版の場合
3.ソフト上にNASが表示されるので、選択して登録をクリック。
4.ブラウザが開くので、開始をクリックします。
5.ハードディスクの検査が始まるので、しばらく待ちます。
正常と表示されたら、次へをクリック。
※検査の間、HDDがゴリゴリと鳴ります
6.次へをクリック。
7.初期化が始まるので、待ちます。
8.再起動がかかるので、待ちます
9.デバイス名とタイムゾーンを決めて、次へをクリック。
※日本はGMT+09:00です
10.パスワードなどを入力して、次へをクリック。(全て必須項目です)
※メールアドレスによって、確認コードの送信ができない時があるようです
わたしの場合はプロバイダのアドレスはダメで、YahooメールはOKでした
11.モードを選択して、OKをクリック。
2つディスクがある場合は、RAIDも選べます。
12.フォーマットが始まるので、待ちます。
※ここでもHDDがうなります
13.初期化が終わると、管理者名とパスワードが表示されるので、ログインをクリック。
これで初期設定は完了です。
長所
- 価格のわりに高スペック
- 他社で同価格ぐらいのNASだと、メモリ512MBで性能の低いCPUが乗っかっていることが多い中、同製品はメモリ2GBにIntel Celeron J1800が搭載されています。
- NASとしてはなかなかの速度
- 下記画像は、HGST 0S03667でRAID1を組み、CrystalDiskMarkでベンチマーク計測を行ったものです。
短所
- LANが1ポート
- 性能面での不満はありません。
欲を言えば、LANを2ポート搭載し、リンクアグリゲーションができるようにして欲しかったです。 - 日本語訳はイマイチ
- TerraMaster D4-310のレビューでも書きましたが、サイトや管理画面の日本語は微妙です。
下記画像は管理画面のスクリーンショット。
将来的に日本語ができるエンジニアを探す予定があるらしいので、これについてはそのうち改善されるでしょう。
思ったこととか
もっと高コストパフォーマンスを前面に押し出しても良いのかなと思います。
上で書いたように、LANが2ポートで、スペック据え置き、価格は据え置き or 少しアップ程度だったら、飛びつく層が居そうなので。
まぁ、コスト上の問題があるので、難しいのかもしれませんが。