EVGA GeForce GTX 1070 FTW GAMING ACX 3.0のレビューをします。
GTX 1080と1070の性能比較も行っているので、ビデオカードの買い替えで迷っている方は、ぜひ読んでいってください。
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
---|---|
コアクロック(ブーストクロック) | 1607 MHz(1797 MHz) |
メモリ容量(バス幅) | GDDR5 8GB(256bit) |
メモリクロック | 8008 MHz |
補助電源 | 8pin x2 |
サイズ(高さx長さ) | 128.626mm x 266.7mm |
スロット占有数 | 2 |
出力端子 | DVI-D,HDMI,DisplayPort x3 |
保証 | 3年 |
型番 | 08G-P4-6276-KR |
メーカー製品情報ページ
EVGA GeForce GTX 1070 FTW GAMING ACX 3.0のレビュー
パッケージ外観です。
内箱は厚紙でできており、しっかりしています。
※GTX 1080 SCの内箱はプラスチック製
製品内容は下記。
- ビデオカード本体
- PCIe 6pin x2 → PCIe 8pin変換ケーブル 2本
- ポスター
- ユーザーガイド
- ドライバーCD
- ロゴバッジ
- シール
ビデオカード本体(端子側)の様子。
FTWはSCと違い、ブラケットより高さがあります。
ビデオカード本体(末端側)の様子。
ビデオカード本体(サイドパネル側)の様子。
EVGA GEFORCE GTX 1070 FTWとある部分は光ります。
※PrecisionX OCで光の色変更や点灯ON・OFFが設定可能です。
ビデオカード本体(マザーボード側)の様子。
ビデオカード裏側はバックプレートで覆われています。
ベンチマーク比較
比較対象は、EVGA GeForce GTX 1080 SC GAMING ACX 3.0(2012MHz)。
画像の上がGTX 1070 FTW、下がGTX 1080 SCです。
わたしが買ったGTX 1070 FTWは1974MHzまで、クロックが自動でブーストしました。
公称値は1797MHzなので、+177MHzとなります。
1070 FTW | 1080 SC | |
---|---|---|
FireStrike | 18526 | 22397 |
FireStrike Extreme | 8915 | 10623 |
FireStrike Ultra | 4486 | 5268 |
※上記スコアはGraphics scoreです。
GPU温度
計測にはPrecisionX OCとUnigine Heaven Benchmarkを使用。
室温は26.6℃。
1070 FTW | 1080 SC | |
---|---|---|
アイドル時 | 37℃ | 42℃ |
フルロード時 | 70℃ | 76℃ |
デフォルトの設定では、1070 FTW、1080 SC共にセミファンレス仕様で、60℃強までファンは回りません。
もっと冷却したい場合は、PrecisionX OCなどでファンカーブの設定を変更してください。
消費電力
システム全体の消費電力を、アイドルとフルロード(Unigine Heaven Benchmark)で計測しました。
計測はSANWA SUPPLY TAP-TST8を使用。
1070 FTW | 1080 SC | |
---|---|---|
アイドル時 | 約73W | 約75W |
フルロード時 | 約240W | 約270W |
購入について
EVGA GTX 1070 FTWは、日本国内でも購入することができます。
ただ、安いショップでも65,000円を超えていて、個人輸入(送料・消費税を含む)するより10,000円以上高いです。
国内でGTX 1070に65,000円出すなら、70,000円台でGTX 1080を個人輸入する方が賢い気がします。
個人輸入の方法については下記記事をご覧ください。
EVGA製品をamazon.com(アメリカ)で購入・個人輸入する方法
EVGA GTX 1070 FTWを個人輸入するのにかかった金額
本体価格:$439.99
配送料(最速便):$30.17
消費税の前払い:$37.61
合計額:$507.77(約52,859円)
※上記合計額に各クレジットカード会社の為替手数料がかかります。
※配送方法を変更すれば、もう少し安くなります。
思ったこととか
今月末(2016年10月)は、Civilization VI、Mafia III、Titanfall 2など、やりたいゲームが多く発売されるのでワクワクしています。
特にMafia IIIはかなり楽しみです。
WCCFTECHの記事によると、けっこう重いみたいなので、快適にゲームができるか少し心配ではありますが。