オカムラのOAチェア Visconte(ヴィスコンテ)を購入したので、機能紹介とレビューをします。
私が買ったのは型番:CWH1ZA。
プレーンのハイバック、座面奥行調節とアジャストアーム付き。
ブラックフレームのフリーリクライニングタイプです。
本当は5段階リクライニングのCWH4ZAを買う予定だったのですが、安かったので衝動買いしてしまいました。
オプションにもよりますが、ヴィスコンテは通常新品で4~5万円台。
中古で1~2万円台となっています。
私は中古をヤフオクで購入。
価格は、1万円台後半(送料込み)。
写真と機能紹介
座面上下調節レバー
前面(座面側)から見て左、座った状態で右側に付いています。
床から座面上側までの高さは、一番低い状態で40cm。
一番高い状態で50cm。
座面奥行調節レバー
前面から見て右、座った状態で左側に付いています。
約4~5cmの範囲で座面の前後を調節可能。
リクライニング反発力調節ダイヤル
前面から見て、時計回り(右)に回すと反発力UP。
反時計回り(左)に回すと反発力DOWN。
アジャストアーム
高さ(10cmの間)、前後位置(5cmの間)、向き(外側20度、内側20度の間)を変更できます。
高さは肘掛け下のボタンを押しながら調節。
他の2つは手で動かすだけ。
オカムラがYouTubeで動画を公開しています。
詳しい操作方法はそちらをご覧下さい。
レビュー
試座もせずにネットで購入したわけですが、結構当たりでした。
大当たりとまではいきませんが、中あたりには達してます。
使ってみた感想は、無理なく自然と正しい姿勢になるイスだなという事。
仕事や作業が捗ります。
それでいてリクライニング時はリラックス出来る。
ただし、小休憩に限ります。
ヘッドレストがない分、長い休憩には向きません。
背面の素材は、プレーン、メッシュ、クッションの3種類。
これは単純に好みだと思います。
プレーンは冬寒いけど、夏は快適。
クッションは冬寒くないけど、夏は蒸れる。
メッシュはその中間でしょうか。
私は夏場に蒸れるのが嫌なので、プレーンを選びました。
写真でプレーンを見ると硬そうですが、全然そんなことはありません。
適度な弾力と柔軟性があって、背中にフィットする感じです。
むしろ、もう少し硬くても良いぐらい。
ローバック、ハイバックは後者が良いでしょう。
肩まで預けることなんか絶対ないぜって人は別ですが。
ハイバックと言っても、ヴィスコンテは低めで座面から約53~54cmです。
私は身長170cmの胴長短足ですが、なんとか肩まで預けられる感じです。
180cmを超えるような方は、高さが足りないかもしれません。
アームは、アジャストアームをお薦めします。
前後位置や向きはともかく、高さが合わないと悲惨です。
作業効率が著しく落ちます。
座面奥行調節は断然あった方がいいでしょう。
と言うのも、ヴィスコンテは座面が小さいんです。(幅50cm x 奥行45cm)
合わせられないと、ももから膝の裏辺り、又はお尻側が苦しくなります。
※以前使っていたTJ-726A-Sは、幅55cm x 奥行49cmでした。
オフィス向けなので当たり前ですが、胡座をかくのは難しいです。
無理をすれば出来なくはないですけど、ちょっと苦しい。
リクライニングは、5段階調節の方が良いかもしれません。
フリーリクライニングの操作なしで角度を変えられる所は、長所ですが短所でもあります。
背伸びするのには楽ですけど、同じ角度に保ち続けるのは難しい。
反発力の調整や体重の掛け方である程度までは出来ますが、完全固定出来るものには敵いません。
ランバーサポートは無くていいと思います。
ナシでも十分に腰を包んでくれます。
それにヴィスコンテのランバーサポートは固くて、イマイチという評判なので。
※後から単品購入することも可能です。
全てのオプション、イスのサイズ等はカタログで見る事ができます。
オカムラ総合カタログ ヴィスコンテ トップページ
まとめと注意点
やはりヘッドレストオプションが無いのはもったいない。
ヘッドレストがあれば、低~中価格帯のチェアとしてファーストチョイスになれそうな気がします。
個人的には、後付けで発売して欲しいです。
まぁ、出ていないって事は、素直にバロン、コンテッサ、コーラルに行けってことなんでしょうが。
可能なら試座しましょう。
特に背が高い、体が大きい人は必須。
座面の大きさと背面の高さを要チェック。
ヴィスコンテの重さは、約20kg程です。
変な態勢で持つと、腰を壊します。ご注意を。
岡村製作所 ヴィスコンテ製品情報ページに3Dシミュレーションがありますが、ブラウザやその他環境によって動かなかったりします。
(NOW LOADINGがずっと続いたりします)
どうでもいいことですが、OAチェアのOAは、office automationの略だったんですね。
オフィスなんとかだとは思っていたのですけど、今回調べてスッキリしました。
オフィス・オートメーション(ウィキペディア)